ドコモの新商品内覧会で富士通のWindows7ケータイ「F-07C」をさわってみた

5月21日・22日に東京と大阪で、ドコモの新商品内覧会が開催されるとのことで、私は電車で片道3時間かけて、内覧会の大阪会場へ行ってきました。

今回、内覧会に行ったのは、富士通から登場したWindows7を搭載という変態ユニークなケータイ「F-07C」をさわってみるためです。

↑【写真１】キーボードを閉じた状態の外観

本体のサイズは高さ 約 125mm×幅 約 61mm×厚さ 約 19.8mmで、重さは約218g。
Androidスマートフォン並の大きさだが、少し厚みがあって、ちょっと重め。
画面は600ドット×1,024ドットの4.0型。ケータイの画面で600ドット×1,024ドットの解像度というのは、もしかして日本初でしょうか？
しかし、ケータイモードでこの解像度は宝の持ち腐れの様な気がするし、Windows7モードでは物足りない様な・・・

↑【写真２】キーボードを開いた状態の外観

キーボードは、富士通のセパレートケータイ「F-04B」のキーボードに似ていますが、Windows7モードで必要な「TAB」「ALT」「Windowsキー」などのキーが追加されています。
しかし、数字キーが独立していない（Fn1キーを押しながら入力）ので、数字の入力はしづらいです。
キーボードの右側にある丸いものは、Windows7モードでマウスカーソルを操作するためのトラックボール。マウスの左クリックの操作は、トラックボールを押し込むか、キーボード左上にある銀色の「左クリックボタン」の２通り。マウスの右クリックの操作は、トラックボールの長押しとなります。

↑【写真３】裏面の外観

「おサイフケータイ」のステッカーの隣にIntelとWindows7のステッカーが貼られているのに、何か違和感が。（笑）
外側カメラの解像度は510万画素で、内側カメラは32万画素です。

↑【写真４】側面の外観

Windowsマークのボタンは、ケータイモードとWindows7モードを切り替えるボタンです。

↑【写真５】クレードルの正面

別売のオプションとして、クレードルが用意されていますが、F-07Cを買うならクレードルは必須でしょう。説明員曰く「クレードルの価格は１万円くらいになりそう」とのこと。高いよ～。

↑【写真６】クレードルの右側面

↑【写真７】クレードルの背面

クレードルには、４つのUSBポートと画面出力用のHDMIポートがあります。
また、ケータイ本体を冷却するためのファンも内蔵しています。
このクレードルのACアダプターは、ノートPCのACアダプターより一回り小さいサイズのものが使われています。結構電力を消費するのでしょうね。

この他に、さわってみて気づいたことは、

• 内蔵の32GB SSDの残容量は約10.5GB。ただし製品版では変わる可能性あり。
• プレインストールされているMicrosoft Office 2010 Personalの使い勝手を試してみたかったが、展示機ではアクティベーションの問題で起動できず。
• 本体にイヤホン端子が無いので、イヤホンはBluetooth対応以外のものは使用不可。またWindows7モードではBluetoothは使用不可なので、Bluetoothキーボードで文字入力といったことは出来ません。

最後に感想ですが、世界最小のWindows7マシンということは評価しますが、仕様が何か中途半端で物足りないと感じるので、あまり物欲は刺激されません。
しかし、「ドコモの Windows 7 ケータイ「LOOX F-07C」の間違った使い方」という記事にある「間違った使い方」に、あえて挑戦してみるという目的なら、欲しいかも。
ロト６で３０万円以上当たったら買います。（笑）