前回の記事でOutlook2003のネタを書きましたが、今回もOutlook2003ネタです。
今回のトラブルは、前回の記事のものとは別のPCで発生。このPCは、使う人がいなっかったため、7ヶ月以上も放置されていたもの。久しぶりに電源を入れて、Outlook2003を起動して、Microsoft Exchange Serverのメールを送受信するテストを行ってみたところ、0x8004011Dのエラーが発生しました。
最近、Exchange Server側のトラブルで、メールが受信できないことが度々あり、大抵の場合10分程度時間を開けてから再度受信すればOKでした。しかし、今回は30分以上たっても復旧しません。
いろいろとPCをいじってみたところ、このPCからインターネットに接続できないことに気づきました。試しにコマンドプロンプトからpingコマンドで事務所のファイルサーバのIPアドレスに対して疎通テストを行ってみたところ、結果はOK。LANケーブルが抜けているわけでは無い様です。今度はpingコマンドで事務所のファイルサーバのホスト名で疎通テストを行ってみたところ、結果はNG。どうやら名前解決ができていない様です。
ここであることを思い出しました。6ヶ月前にこの事務所のDNSサーバの機器更新があり、この際にDNSサーバのIPアドレスが変更されたことを。コマンドプロンプトからipconfig /allを実行してローカルエリア接続の設定を確認したところ、優先DNSサーバアドレスの設定が古いアドレスのままでした。
ローカルエリア接続のTCP/IPプロトコルのプロパティで、優先DNSサーバアドレスを現在のDNSサーバのアドレスに変更することで、インターネットに接続できる様になったことを確認。その後Outlookでメールの送受信もできる様になったことも確認しました。
【結論】Outlookで0x8004011Dのエラーが発生したらネットワークの設定を疑え!
【2012年4月28日追記】
またOutlook2003で0x8004011Dのエラーが発生したため、別の記事で書きました。
【2012年5月21日追記】
またまたOutlook2003で0x8004011Dのエラーが発生したため、別の記事で書きました。
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